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渋谷・松濤のセラピールーム「Heart Retreat」のブログです。
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Posted by ハート・リトリート
 
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慣れないこと
20代の頃、仕事の勤務地は羽田空港でした。
航空会社の地上スタッフをしていたので、搭乗手続きやチケットの発券、ロビー案内などの仕事をしていました。



その日私は、怪我をされている方や足の不自由な方、高齢の方を車いすに乗せて搭乗口付近までご案内する仕事をしていました。
80代半ばの老婦人を手荷物検査場から搭乗口までご案内するように、とカウンターエリアの責任者から指示がありました。確か四国か九州方面行きの方だったように記憶しています。
とにかく東京へは容易に出てこられない距離の行き先でした。

手荷物検査場には東京に住んでいる息子さん夫婦と思われる中年の男女が見送りにきていました。
いよいよ手荷物検査場を通ろうかというときになると、そのおばあちゃんは何度も何度も二人の手を握って「ありがとう、ありがとう」を繰り返します。
息子さん達は「気をつけて」「またね」などと声をかけていました。
検査場を通過し、車いすをX線チェックの向こう側にいる息子さん達の方に向き直して最後の挨拶を、と思った時、車いすのおばあちゃんの手にぽたぽた涙が落ちているのに気づきました。

瞬間的にある考えが私の頭に浮かびました。
足が悪くなっているおばあちゃんには「次の東京旅行」はなくて、これが「最後の東京旅行」なのかもしれないと。

「もう行っていいです」そう小さくつぶやくと、おばあちゃんは鼻をすすりながらハンカチで涙を拭いました。ゲートまでの道のり、おばあちゃんはまだ泣いているようでした。
私は何て声をかけていいか分からなくて、途方に暮れたまま、結局何も気の利いた言葉もかけられずにその仕事を終えました。なんとなく情けないもやもやした気持ちが残りました。

あとで先輩にこの話をすると、
「ここで働く私たちにとって、搭乗手続きやロビー案内は毎日のこと。何年も働いていれば大抵のことには慣れるし、飽きもくる。何回も同じ質問をされる。でも、私たちにとって1000回目の質問であっても、そのお客様にとってはたった一度の初めての飛行機旅行だったり、とても思い入れのあるフライトかもしれない。だから、お客様への気持ちは決して慣れてはいけない」と諭されました。

おそらく私のもやもやは「慣れで仕事をしていた自分に対する恥ずかしさ」だったのだと思います。手荷物検査場を通過するまで、私の仕事には「気持ち」が入っていませんでした。
「やり慣れた仕事をこなしていただけ」だったと思います。



もう15年ちかく昔の話です。
ふるえながら、涙をこらえていたおばあちゃん。
あのとき学んだ「気持ちは慣れてはいけない」こと。

仕事を変えてもあのおばあちゃんの涙と先輩の言葉は私の信条となって常に胸にあります。



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Posted by ハート・リトリート
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[セラピー全般
そのままでいい
うちのスーは、お尻にひとふさだけ白い毛が生えています。
それからあごの下に二つ、ほくろのような黒い点状の毛が生えています。
スー尻

スーあご

猫のにゃん太は鼻の横にほくろのような黒い点があります。
口元は本当に綺麗なうすピンク色です。

にゃん顔


私はこの子たちの毛の色や模様が大好きです。
うちはあまり洋服を着せません。
スーが洋服を着るのを好きでないというのもあるのですが、
神様が与えてくれた毛の模様が本当に素敵だなぁと思うのです。
世界にたった一つのオリジナルの模様です。


そのままでいい、そのままがいい、

そう思います。
Posted by ハート・リトリート
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[つれづれ日記
自己一致
自己一致とは、簡単に言うと自分の心と身体が一致していること、つまり自分のこころで思っていることと、自分の発していること(表現していること)が一致していることです。

複雑な人間関係の中で生きている私たちには、これはなかなか難しいことです。
ストレートにものを言わず、曖昧で遠回しな表現を好む日本人には特に難しく感じます。

自己一致していない人の心には葛藤が多く生まれます。
相手に同意していないのに、仲間はずれが怖くて表面的に合わせたり、人間関係がかけひきと化してしまって、相手を操るような言動が癖になっていたり。

こんな人の心の中は、常にいくつかの考えが喧嘩している状態ではないでしょうか。
「~べき」「~したい。でも...」「だって~なのに」こんな言葉がつく感情が浮かんでは消え、浮かんでは消え、を繰り返しているかもしれません。
それってとても苦しい。

自己一致するには、自分の感情やニーズ、欲求に敏感になることです。
自分を押し殺すことが癖になると、自分のニーズや欲求の感覚も麻痺してきます。
自分は今、何を感じて、どうしたいのか。
「私は今~と感じている」「私は怒っている」「私は悔しい」
「私は悲しい」「私はさびしい」「私はうれしい」「私は楽しい」「私は幸せ」
忙しい日常の中でスルーしてしまう、これらの感情をあえて心の中で言葉にして自分に確認してみるーすると、自分の感情がより感じやすくなり、自己一致しやすくなります。

社会生活を営んでいる以上、自分の全てを一致させることは難しいかもしれません。
でも、こうやってトレーニングをすることで少しずつ自己一致できるはずです。
自己一致してくると心の中のもやもやや混乱が解消されていきますので、心と身体に統一感が感じられるようになります。

にゃんすー2
自己一致のいいお手本は動物です。
この子達は嬉しいときは身体一杯で嬉しさを表現し、怒られたときは全身でしゅんとなります。
人によく思われたいから、自分を見かけ以上によく見せようなんてしません。
あくまでも「あるがまま」です。自分に必要な量を食べて、疲れたら寝て、病気になったら身体が回復するまでじっとする。
動物はその存在だけで、人に沢山のことを教えてくれます。
Posted by ハート・リトリート
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[こころ
大切なペットのお墓
昨年の6月サンフランシスコに出張した際に、ダウンタウンから比較的近い「プレシディオ」にペットセメタリー(ペットの墓地)があると聞いて、知人に連れて行ってもらいました。

ペット墓地

プレシディオには陸軍の軍人や関係者用のお墓があります。ペットの墓地はそこから少し離れたちょっと寂しい場所にありました。綺麗に整地されていたり区画分けされてもいないのですが、誰かが植えたのでしょう、ところどころに鮮やかな色の花が咲いていました。

キブル

この写真のようにみんな思い思いの墓石をつくって、そこにメッセージが刻んでありました。「Kibbleちゃん、あなたは愛らしさと信頼を周囲にふりまいていたね。あなたがいなくて、とっても寂しいよ」愛犬を失った飼い主さんの気持ちが静かに伝わってきます。

スモーキー
私はこの猫(スモーキー)の飼い主さんのメッセージが一番印象に残りました。
ご興味がある方はぜひご自分で原文を読んでみてください。(写真をクリックすると拡大します。)
このスモーキーという猫がこの飼い主さんにとってどんなに大切な存在だったか、生活に光を与えてくれたかがよく分かります。

Posted by ハート・リトリート
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[人と動物のきずな
驚きのハーブパワー
昨年10月にブライアン・ワイス博士のトレーニングを受けるためニューヨークへ行きました。土曜の飛行機でNYへ入り、トレーニングを受ける施設には日曜に移動したのですが、行きの飛行機や初日のホテルが乾燥してたためノドをやられてしまい、トレーニングスタートの月曜日にはノドが痛くなっていたのです。

旅行中に病気になることなんてめったにない私だけに「ずっと楽しみにしてきた研修なのに、しょっぱなから病気で寝込むなんて冗談じゃない!」とかなり慌てました。
そんなとき滞在先のブックストア兼お土産物屋さんに売っていたのが、この写真の「Quantum Herbal Products Throat Spray」です。

ノドスプレー

単に喉用のものがこれしかなかったので買ったに過ぎないのですが、これがすごかった。
いい仕事してくれました。
使い始めてわずか1-2日でノドの痛みや違和感が消えたのです。

その後も日本に帰ってきて、「なんとなく調子悪いな」って時に使っていますが、やっぱりすぐ調子が戻ります。私にはとっても合ってたようです。
ペット用とかいろいろシリーズで出しているようなので、試してみたいのですが、残念ながら日本では手に入らないようですね~。アメリカのAmazon.comでは何種類か扱っていますが、ノドスプレーは現在扱いなしのようです。

Posted by ハート・リトリート
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[アロマ・ハーブ
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