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渋谷・松濤のセラピールーム「Heart Retreat」のブログです。
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Posted by ハート・リトリート
 
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母より幸せになってはいけない気がする
母は小さい頃から楽しみ一つ見つけないで働き続けてきた。

朝は誰よりも早く起き、
自分のことは一番あと回し、
いつも家族のことを心配している。
世間体のいいことは、それとなく他人へ自慢し、
恥ずかしいことは嘘をついてでも隠す。
「大した問題のない普通の家庭」
その家族を維持するのが母の人生。

「疲れた」とは口に出さないが、体全体が「疲れはてた...」と語っている。
子どもはそんな姿から親の悲哀を悟る。
そして自分が親を守ろうとする。

「お母さんを喜ばせたい」
「お母さんをこれ以上疲れさせたくない」
「私(僕)がなんとかしなくては」

頑張る子どもは精一杯いい子になる。
多少のことは自分の中でとどめて、自分だけで解決しようとする。
大人に守られる生き方でなくなると、人の顔色や感情に敏感になる。

そして、いつしか自分も親の生き方をなぞり始める。
「自分を犠牲にしてまで無理をする」
「自分のニーズや感情より他人を優先する」

小さな自分が与えられた世界の中で、
生き抜くためにしてきたことなのに、
いくら頑張ってもゴール(心の満足)はやってこない。
頑張り続ける自分の前には、年老いてなお更に頑張り続ける母がいる。
その背中は「まだ足りない、私がこんなに疲れているのに、あなたは休むつもり?」
そう言ってるようだ。



「母より幸せになってはいけない気がする」

幸せでない母を見てきた人はこう感じることが多いようです。

特に子どもが同性(女の子)だった場合、母が背負っている不幸を
一緒に共有させられて「同志」にさせられることも多いのです。

でも、もう、やめましょう。
あなたの人生はあなただけのもの。
親の人生は親のもの。それはその親の選択だったのです。
あなたは自分を浸食されてはいけないのです。

「あなたのためを思って」「家族のためだけに私は今まで...」の言葉は、
実は(母)親が子どもを自律させないための支配の言葉でもあるのです。

個と個の関係が曖昧になった親(母)との関係に境界を引くことは
親を拒否することではありません。
愛していない、ということでもないのです。
親子である前に、人と人として当たり前の尊厳を守ることなのです。

「自分を傷つけ続けてきた自分」に気づきましょう。

Posted by ハート・リトリート
comment:2   trackback:0
[親と子]  thema:こころ - genre:心と身体
comment
Re: タイトルなし
コメントをいただき有難うございます。

あなたの文章を何度も何度も読み返しました。
「親より幸せになってはいけない」という呪縛。
「実際に幸せになったら、生きている価値がないと思う」その気持ち。

「そんなことないよ、変われるよ」と言うことは簡単だけれど、
簡単ではないからこそ、毎日苦しい思いをされているのだと思います。
ここの文章も、他に書いてあることも、無理に受け入れる必要はない。
今日、受け入れられることだけ、今日「こう、なれたらいいな」と思えることだけ。
それだけでいい。

気持ちを教えてくださって、ありがとう。
私には何も出来ないけれど、それでも、お名前も知らないあなたに奇跡が起こることを祈ります。
ここに書き込んでくださったことが、いつか小さな奇跡につながりますように。
2010/11/16 19:56 | | edit posted by ハート・リトリート
こういう文章をいくら読んでも、私には、「親より幸せになってはいけない」という呪縛から解き放たれることはない。
しかし生きていくのが本当に辛い。
自分の心で、「幸せになっていい。」と思いたい。
しかし、実際そうなったら、私は生きている価値がないと思う。親が生きている間は自分を殺して生きていくしかないと思う。
2010/11/15 07:14 | | edit posted by 匿名さん
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