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渋谷・松濤のセラピールーム「Heart Retreat」のブログです。
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Posted by ハート・リトリート
 
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果たせていない約束
昨夜のテレビ番組で「日本の女性が24年前にスコットランド・エディンバラでお世話になったハリーおじいちゃんに会いにいく」という企画コーナーをやっていました。

その女性は、エディンバラの街を案内してくれたハリーさんに「帰ったら写真を送りますね」と約束して帰国したのですが、交換した住所を無くして送ることが出来なくなってしまったのです。
ハリーさんからは何度かハガキをもらったけど、そこにハリーさんの住所は記されていなくて、どうしようも出来ずに申し訳ない気持ちを抱えたまま、20数年の月日がたってしまったそうです。

女性がと番組スタッフが現地に飛んで調べてみると、96歳になったハリーさんがご健在でいることが分かり、無事この女性と再会することが出来たのです。
ハリーさん、長生きしててくれてありがとう!ですね。
とてもいいお顔をしたおじいちゃんでした。

ところで、この話を観ていた私にも一つのエピソードが蘇りました。
駅


約20年前、大学の卒業旅行でヨーロッパを訪れた時、イタリアかオーストリアのとある駅のホームで、小さなおちびちゃん二人を連れた地元のお父さんに話しかけられました。お父さんは、カメラを持った私を見て「写真を撮ってくれないか」と言ってきたのです。
(正確には言葉はよくわからなかったけど、その後の展開を考えるとそんなことを言ってたんだと思います。)

とまどう私そっちのけで、陽気なお父さんは、はにかむおちびちゃん兄弟と一緒に、とっておきのキメポーズで写真におさまると、メモ帳に書いた自分の住所を渡して「ここに送ってね。絶対だよ」と言って立ち去っていきました。

日本に帰国して現像してみると、それはもう素敵な笑顔の3人が写っていて、さっそく送ろうとしたものの、お父さんの書いた字のスペルが判読できなくて、宛名が書けなかったのです。
今、思えば、お父さんが書いたメモを切り取って、そのまま封筒に貼り付けて送ってしまえばよかったのですよね(現地の人なら読めたはず)。当時はそうこうしているうちに段々面倒くさくなってしまって、結局送ることをやめてしまいました。

昨日の番組を観るまですっかり忘れていました。
記憶って本当に不思議ですね。突然昔の引き出しがこうやって開くのですもの。

それにしても、私も申し訳ないことをしたと思う。
なぜあのとき、お父さんは私に写真を頼んだのだろう。
もしかしたら、あまり裕福じゃなくてカメラを持ってなかったのかもしれない。
あのあと、私からの手紙をとても楽しみにしてたかもしれない。

そんなことを考えたら、久しぶりに胸がちくん、ちくんと痛んだのでした。
Posted by ハート・リトリート
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[つれづれ日記
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